モノマテリアルミニパウチ
リサイクル適性を向上させるため、PET単一の素材で構成したサステナブル包装材です。
※商品の仕様は、予告なく変更する場合がございます。
昨今、SDGｓへの注目が集まるとともに、社会の“持続可能性”が重視されるようになっています。プラスチックリサイクルが推進されているなかで、モノマテリアルのパッケージが注目されています。弊社では、環境問題への取り組みとしてPET単一素材でバリア性の高いモノマテリアルミニパウチを開発いたしました。
モノマテリアルとは？
従来のフィルム包材は中身のバリア性などを保つ為、強度、柔軟性、バリア性など、それぞれの特長を持つ複数の素材からフィルムを構成しています。 複数の素材から成る包装材は分離することが難しくリサイクルがしにくいと言われています。また、これらを混ぜてリサイクルすると、純度が下がり、素材として再利用できないものになってしまいます。
単一の素材（モノマテリアル）にすることでリサイクルの際に素材ごとに分離する必要がなくなるため、リサイクルしやすい構成になります。
高いバリア性
ハイバリアVMPETを用いているので、モノマテリアル構成でありながら高いバリア性を有しています。バリア性、遮光性ともほぼ０のアルミ箔に比べやや劣りますが、代替品として十分なスペックを有しています。酸素、窒素、二酸化炭素、水蒸気を遮断します。化粧品の一次包装としてお使いいただけます。
※事前テストが必要です。
一般VMPETより優れたハイバリアVMPET
低吸着性
シーラント(内容物に接触する一番内側部分)はヒートシールPETのため、内容物が包材に吸着され難いという特長があります。
ＬＬやＣＰＰの場合は、色々な薬効成分を吸着する性質があり、そのため包材に吸着される分を見越して、少し濃度を上げて中身を作ります。ヒートシールＰＥＴを用いたモノマテリアルミニパウチは、吸着される分を見越す必要がないので内容物のコストダウンに繋がります。
