紙ミニパウチ
紙ミニパウチとは?
表面基材を従来のPETから紙に置き換えて、プラスチック使用量を削減した減プラのミニパウチです。従来はフレキソ印刷のみの製造でしたが、「デジタル印刷」で小ロット製造ができるようになりました。印刷から充填まで一貫して承ることができます。
環境マークの付与が可能
紙マーク
パウチ重量の50%以上が紙で構成されているため、紙識別マークを表示することが可能です。
従来のミニパウチを紙ミニパウチに置き換えることで、プラスチック使用量を約25%削減できます。※当社のパウチフィルム構成と比較した場合
紙素材の利用により、環境への配慮をアピールすることが期待できます。また、従来の包材と同等レベルのバリア性を備えており、外部環境から内容物をしっかりと守ります。
FSC®森林認証マーク
「適切な森林管理」が実施されている認証林から採取された木材や、きちんと管理されリスクが低いとされた管理原材料を使用した製品には、「FSC®森林認証製品」のマークが付けることができます。このマークを使用することで、環境保全に寄与することができます。
バイオマスマーク
生物由来の資源(バイオマス)を利用した製品に表示できるマークです。紙ミニパウチでは、バイオマス度の下限値である10%以上の植物由来成分を配合した印刷インキを使用することができます。※グラビア印刷機、フレキソ印刷機対応
※画像はイメージです
紙素材で目を惹く
表面は紙素材のため、紙ならではの質感や風合いを活かしたデザインが可能に。自然やオーガニック製品との親和性が良く、パッケージ全体で環境に配慮しているというイメージが表現でき、より効果的にコンセプトを伝えることができます。
化粧品や、サプリメントなどに◎
液体内容物に対応
紙ミニパウチは外側が紙、内側がパウチフィルムで構成されているため、紙素材でありながら化粧水、乳液、シャンプーなどの液体にも対応しております。
その他の内容物に関しても、ご相談ください。
※事前テストが必要ですので、ご相談ください。
ヒートシール部分にデザインを施すことはできません。
紙粉の混入を抑えた充填体制
当社では充填機を設備しており、フィルム素材の手配から印刷、充填まで一貫して対応しております。紙素材のパウチは紙粉の発生が懸念され、充填できる工場が限られていますが、当社では検証を繰り返し紙粉の混入を抑えた充填体制を整えております。充填まで一貫して対応することで、お客様の手間を省き、納期の短縮を実現します。ロール納入も可能です。
デザイン・印刷・充填・アッセンブリ・配送まで一貫して承ることが可能です。
デジタル印刷で小ロット製造が可能に!
お客様より小ロットから製造はできないか?とのご要望が多く、デジタル印刷を活用することにより小ロット製造を実現しました。デジタル印刷であれば版を作る必要がないので、版代もかからず、デザイン性も広がります。今まで興味はあったけれどロット数の問題で諦めていた方、改めて紙ミニパウチにご興味がある方、ぜひご連絡ください。デジタル印刷かフレキソ印刷のどちらかで、ロット数に応じてコストメリットのある印刷方法をご提案いたします。
デジタル印刷のメリット
当社では、中小ロットの場合はデジタル印刷で生産することで余剰在庫、廃棄、ヤレ※など
の削減を目指した地球にやさしいモノ作りを推奨しています。※印刷工程で発生するロス
デジタル印刷は版を作る必要※がないため、デザイン数が多いほどコストメリットが出ます。必要な枚数だけを生産することができるので、在庫のコントロールや、テストマーケティングにも活用できます。※データ変換費が必要です。
1.低コストで小ロット印刷ができる
従来の印刷方法では、版を作る必要があります。そのため、印刷する数量が多くないとコストがかかってしまいます。しかし、デジタル印刷では、版を作る必要がないため、小ロットでも低コストで印刷が可能です。
従来の印刷
デジタル印刷
2.多品種生産ができる
データを入力するだけで、異なるデザインの製品を同時に印刷することができます。必要な時に必要な分だけ印刷することができます。従来の印刷では、大量生産された商品を倉庫に保管しておき、注文が入った際に出荷する方法が一般的でした。デジタル印刷ならば、倉庫に在庫を置く必要がなく、注文が入ってから商品を印刷するため、在庫管理の手間やコストを減らすことができます。
3.短納期対応が可能
従来の印刷に比べて短時間で印刷することが可能です。データを入力するだけで、すぐに印刷が開始できます。そのため、急な注文や納期が迫っている場合でも、迅速に対応することができます。
4.デザインの自由度が高い
作成したデータをそのまま印刷するため、デザインの自由度が高いというメリットがあります。細かいデザインやグラデーション、写真なども緻密に再現することができます。